2015年10月2日金曜日

2015.10.2 文化講演会~「ゴスペラーズ」北山陽一さんを迎えて

今日は、午後から宮崎市民文化ホールにおいて、文化講演会がおこなわれました。

講師は、男性ボーカルグループ「ゴスペラーズ」のメンバーであり、慶應義塾大学の特別招聘非常勤講師もされている、北山陽一さんです。
全校生徒と保護者を対象に、実体験を交えて講演をしていただきました。
吉田教頭より講師の北山さんの紹介がおこなわれました。
PTA会長の芹澤さんより、挨拶がありました。
今回は、保護者の方々も多数出席されていました。
佐々木校長より、今回のテーマを踏まえ、「風に立つライオン」や
「人間の絆」といった本を例に挙げた話がおこなわれました。

まず、今どういうことに楽しさを感じているか、という問いかけから始まりました。
「学校にいるのが楽しい人」「勉強が楽しい人」など
例を挙げて聞いていました。
ただ、楽しいことだけをして過ごしていけるなら、それは素晴らしいことですが、一方でやらなければならないこともあります。例えば、勉強や苦手としていることなど。

北山さんの話の中で印象的だったのは、

 ・ やらなければならないことも、自分にとって必要なこととしてとらえることで楽しめる。
 ・ 今学んでいる勉強は、自分の可能性を広げていくことにつながる。
 ・ 好きなことを広げていくためには、それ以外の事にも一生懸命になる必要がある。
  なぜなら、そうすることで好きなことをしている自分がより一層輝くから。

という内容でした。
また、自分ができないことや苦手なことを見つけたときも、それはできるようになるわくわくを感じるチャンスなんだと捉えてきたとも話していました。

講演後、生徒や保護者の方からも「小さい頃の夢はなんでしたか?」「メンバーの歌うキーはいつも同じ高さなのですか?」「健康上、気を付けていることはありますか?」などの質問が出ました。

御礼の言葉は、J1A石黒結子さん(本郷小出身)です。
今回の講演を本当に楽しみにしていたようです。
質疑応答の後、御礼の気持ちを込めて「青い鳥」を合唱しました。
「青い鳥」は、北山さんが作曲し、映画『うた魂♪』の主題歌として使用された曲です。
文化発表会でも合唱した曲ですが、今回はさらに気持ちがこもっていました。
ホール一杯に歌声が響き渡りました。
合唱を聞き、歌詞の中の「いつか世界中の空 旅をして大人になる」という部分が、中学生にはぴったり合っている曲だとあらためて感じられたそうです。

明日はJ1を対象に、北山さんの特別授業が行われます。
今日の話も踏まえて、1つでも成長の種にしてほしいと思います。